買い付け期間中のこと、
予定の無いのが辛い日曜日
特に予定のない日曜日はロンドンの小さなマーケットやカーブーツを期待せずにハシゴ
ただ日曜日のランチは、大好きな安美味イタリアンに行く事を決めているので、
ランチついでに、近くのまったく期待しないカーブーツ会場に行くことが多いのです
昨年の夏、7月の買い付けでの事ー。
いつもの様にランチ目当てで訪れた小さなカーブーツセール。
何も無いかな,,見て回っていると、1着のカーディガンが目に入りました
ショートレングス、ワイドフィットで、パネルきりかえ。切り替えは何かメタルの糸でランダムに縫ってありました。タグには SHIRIN GUILD , uk made でウールカシミア
一目見ただけで、現代解釈のオーバーサイズとは違うコンセプト、
あるいはフィロソフィーを感じ、
素材や編み立てでクオリティを確かめました
ファッションの流れで言う、いま(現在)では無いかもしれない。
でも過去でもなく、
未来でもない。
即ち、時制で捉えられない洋服だ。
時制で捉えられない洋服はもちろん現代では希有だが、
それだけデザイナーの本質、姿勢、力量(パワー)に起因する。
それは昨今目立つ、プロデュース能力に長けたファッションデザイン?とは違うアプローチで
プロデューサー、ディレクターではなく、
彼女はデザイナーだと認識できます
昨年以降、90sの SHIRIN GUILDをイギリスで集めて販売してきました
各所で聞いて廻りましたが、
もうデザイナーは引退したと聞いていました
しかし、先月事態が急変し、少量生産だが
まだブランドは継続しているというニュースが入りました
SHIRIN GUILD
7/1(Sat) より販売致します
是非ご覧下さい
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1991年にロンドンで設立。
デザイナーは1946年に誕生し、イランで成長した。
1979革命に先がけて、ロサンゼルスと、
そして彼女が現在も暮らしているロンドンに引っ越した
独学で洋服を学ぶ(若い頃2年間のみ、セントマーチン在学)
伝統的な布地と技能と結合する慣例に従わない素材と
製造テクノロジーを利用することについて有名である。
ほぼ大半をイギリス国内で生産。
革新的で、minimalisticな衣服は、カシミア、絹、リネン、羊毛、綿、ステンレス鋼、銅、麻、竹、パイナップルおよび紙、
または独特に考案された布地で作られる。
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